雨の多かった年
怒涛のような日々が終わって…
10月4日に例年より10日以上も早く甲州種の収穫を終えてしまい、ちょっと一息ついたところで10/6にはカベルネソービニオンを収穫しました。今年は最後の最後まで天気に振り回された感がありますが、レインカットのカベルネソービニオンはほとんど腐敗果はなく、健全な状態でした。しかし思ったほど糖度が高くなく、来年以降に収量制限や収穫期の見直しなどの課題を残しました。
さて、本当に雨が多い年でしたが、10月下旬から11月にかけては天候も安定して、やや乾燥気味になってきました。なんとも皮肉なものです。なんとかこの天気を来年の収穫期まで、とっておくことはできないのでしょうか。天気に振り回された日々がもうだいぶ前の事のようにも思えます。1ヶ月前までは、ボロボロの体を引きずっていたとは…。体調はまだ完全復調というわけにはいきませんが、そろそろ12月に少しだけ出荷する新酒の準備をしたり、発酵が終わったワインの面倒をみたりしなければなりません。そうこうしているうちにはもう12月もそこまでになってしまい、一年終わってしまいます。慌ただしい限りです。もう少し落ち着いて、心穏やかにできないものかと思ってしまいます。
樽にもワインが詰められました。