春が駆け足で通り過ぎています
今年の春はとても早く、甲府でも桜の開花が史上最速、3/17と報じられました。2月も暖かい、3月はもっと暖かいということで、季節は10日から2週間位は早く過ぎているようです。その後少しだけ寒の戻りもありましたが、4月に入ると早くも初夏を思わせる陽気で4/2の甲府の最高気温はなんと28.1度で夏日となりました。4月に入ってから桜がちらほら、桃の花もやっと咲き始めるのが普通ですが、もう桜の花も桃の花も盛りは過ぎてしまいました。自治体などが主催する「桜祭り」や「桃の花祭り」の類も予定した日程では花がなくなるということで中止されるケースもでたようです。
新しいワインの発売です
2001年の春の到来に合わせ、機山ワインから新ビンテージのワインを発売します。いずれも前ビンテージの完売によるものです。
キザンワイン白2000 (720ml 1200)
薄い麦藁色。白桃を思わせる上品でフローラルなアロマと、クリーミーなビスケット様のブーケが最初に感じられます。やや辛口のミディアムボディー。若々しい果実味に加えてクリーミーでスムースな口当たりのワインです。甲州特有の上品な渋みがバランスよく、飲みごたえを与えています。フレッシュな酸味がさっぱりした切れの良い後味を感じさせてくれ、クルミのようなフレーバーが後まで続きます。 和洋中オールマイティーに合わせていただけ、特に照り焼きや煮物、味噌を使った料理などの甘辛い味との相性のよいワイン。軽く冷やしてお飲みください。
甲州種（100％）。
キザンセレクションシャルドネ2000 (720ml 1500)
薄いレモンイエロー。パイナップルやグレープフルーツのアロマと樽由来のバタースコッチのような甘いブーケ。 ミディアムボディーの辛口ワイン。上品で豊かなトロピカルフルーツなどのフルーティーさと焼きたてパンのような香ばしい上品なフレーバーが複雑味を醸し出しています。クリーミーで心地よい滑らかな口ざわりを感じます。 シャープな酸味と深い味わいで長い余韻を楽しめます。若いうちはフレッシュな果実一杯の味わいを楽しめ、今後の熟成でより味わいに深みを増すことが期待されます。 よく冷やして魚料理や軽めの肉料理に、クリームソースを使ったグラタンなどには軽く冷やして飲まれることをお勧めいたします。自家農園産シャルドネ(80％)、セミヨン(20％)。
キザンセレクションカベルネソービニオン/メルロー1999 (720ml 1800)
オレンジがかった赤紫色。プラムや熟したブラックベリー様の果実の香りがまず際立ってその後から上品なキャラメルやトーストを思わせる、オーク由来の甘く香ばしい香りが立ち上ってきます。辛口のミディアムボディー。柔らかなタンニンが心地よく、スムースで滑らかな口当たりのワイン。豊かな果実味が奥行きのあるボリューム感を形作っています。クリーンでバランスのよい酸味と渋みで長い余韻が楽しめます。自家農園産カベルネソービニオン(60%)、メルロー(30%)とブラッククイーン(10%)