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2August, 1996
7月下旬のぶどう

今月のぶどう園

いよいよぶどうがぶどうらしくなってきました(96年7月27日撮影)。 主力選手”甲州” こちらはシャルドネ 7月下旬にやや天気が不安定な期間がありましたが、すこし持ち直し、今の所太 陽に恵まれています。また時折夕立もあり、極端に乾燥しておらず順調に育って います。

今月のお仕事

 私たちの仕事をキーワードで紹介します。用語集 のページと併せてお楽しみ下 さい。 

レンガ畳 
入り口から機山ワイン館の前にかけてレンガ畳にしました。レンガ職人さん が数千丁のレンガを一丁づつ丁寧に並べてくれました(この職人さん、ブラ ンデー蒸留機の釜やゲストルームの暖炉を築てくれたベテランです)。下地 づくりなどは私達もお手伝いしました。雨の日や冬、雪が降った後などにぬ かるんでご迷惑をお掛けしていましたがこれで大丈夫。逆に雨の日はレンガ がしっとりしてとても良い感じです。 

天気 
一年中気にしていないようで、一番気にしているのが天気。ぶどうの芽がで て収穫まではもちろん、実が付いていない季節でもいつも空と天気予報を気 にしているのです。日照りや長雨、台風。寒くない冬や暑くない夏、真夏の 突然の雹などなど。心配の種は尽きませんがなるようにしかならないのが天 気。まさしく運を天にまかせているわけです。 

アデレード便り

オーストラリアのアデレードからワイン事情をレポートします。 オーストラリアのワインの中心地、南オーストラリア州アデレードに単身乗り込 み1年間の予定でワイン醸造学を学ぶことになったYukariがオーストラリアのワ イン事情をはじめ人々の暮らしぶりや街の様子などをレポートします。お楽しみに。 

今月のひとりごと

 今年の夏も暑そうですね。このままだと94年95年と3年連続で暑い夏、というこ とになってしまう。地球温暖化!?日本もだんだんトロピカルになって育つ作物も 変わってきたらどうしよう、なんて考えるヒマがあったら来るべき仕込みのこと を考えなければ・・・。ぶどうの出来具合も心配だけど、ぶどうを潰したり搾っ たりする機械の調子や、もっと大事なのは人間の調子もよく整えておかなければ ならないのです。実際に仕込みが始まるのはおそらく9月に入ってから。とは いっても本当にもうすぐなのです。