仕込みおわる
今年の仕込みも終わりました
今年の仕込みもようやく終わりぶどう園やワイナリーにも静けさが戻っています。
10月は1日から数日続く長雨で始まりました。収穫直前の甲州種にとっては晩腐病の発生などダメージの多い雨となってしまいましたが、7日頃からは一転、秋晴れが続きそれまでの不順な天候の憂さ晴らしをしているかのようでした。カラッとした空の元で収穫された甲州種は心配してたほどの品質の低下はなく、糖度もほぼ平年並みでした。また18日に収穫した自家農園のカベルネソービニオンも着色や糖度の上昇の遅れを取り戻し、着色の状態は良好でした。
今年は春先の低温や梅雨末期の長雨、降雹、9月、10月と秋雨前線の長雨にたたられ一時はどうなることかと思いましたが、直接被害をもたらすような台風の接近は無く、一通りのぶどうを収穫することができました。毎年日本のどこかで起きる自然災害の報道などを見るにつけ無事収穫を終えることができたことを感謝せずにはいられません。