2003年の新酒の発売です
今年収穫したぶどうからワインが出来上がりました。少しだけですが、甲州種から造ったフレッシュな白ワイン「キザンワイン白2003新酒」をご用意しました。
今年は冷夏でしたが9月の好天のお陰で、収穫期の遅い甲州種は平年以上の作柄並の作柄となり、充実したぶどうを収穫することができました。この時期だけの旬のワインを是非お楽しみ下さい。
キザンワイン白2003新酒(720mL/¥1200)フレッシュな柑橘系の香りと熟した果実を思わせる蜂蜜様の香りがほのかに感じられます。ふくよかな口当たりとともに、爽やかな酸味が広がるほんのり甘口の白ワインです。豊かな果実味と切れの良い後味がバランス良く、冬の食卓にもよく合うワインです。●甲州種 100%
※数量に限りがございますので、お早めにご注文下さい。
※フレッシュな味わいをお楽しみ頂くため、お買い上げ後はなるべくお早めにお召し上がり下さい。
葉が落ちて、ぶどう園の風景も変わりつつあります。
11月は冷たい雨が多かったり、晴れると季節はずれの暖かさとなったりと、なかなかスカッと秋晴れがみられませんでした。機山ワインがある塩山市松里地区は特産のコロ柿(干し柿)作りの真っ最中ですが、不順な天候のため思うように天日干しが進まず農家は気をもんでいます。
ぶどうの葉は紅葉し、早い品種では落葉も終わりつつあります。ぶどう園の風景も秋から冬へと変わりつつあります。落葉が終わると剪定の季節となり、早くも来年の収穫のための作業が始まります。
カベルネソービニオンも紅葉し、落葉しています。(11月22日撮影)
昨年のワインは樽からビンへ、今年のワインは樽へ。
今年のワインの仕込みの仕事はほぼ終わりましたが、メルローとカベルネソービニオンの赤ワインは樽へ移されて熟成させます。その前に昨年のワインを樽から出して、今年のワインと入れ替えることになります。昨年のワインはテースティングによって樽毎のブレンドを決めて、「キザンセレクションカベルネソービニオン・メルロー」と「機山ファミリーリザーブ」となり、ビンに充填されます。今年のワインも来年のこの時期まで、樽の中でじっと時の過ぎるのを待ちます。
樽熟成中は少しづつワインが減少していきますので、定期的に継ぎ足し(topping) ていきます。