ぶどうも芽を出しています。
4月上旬も気温が平年並みかやや低い日が多くありましたが、中旬には汗ばむような日もあり、一気に季節がすすみました。4月18日には甲府の最高気温は30度を超え、シャルドネなど早生品種では萌芽が始まりました。下旬も好天が続き、甲州種やメルロー、カベルネソービニオンなどの品種も順次萌芽が始まりました。これからは初夏のような気温と適度な雨によって、ぶどうは新梢をぐんぐん伸ばしていくことでしょう。
この時期は植物の力強さを最も感じることができる季節です。時折汗ばむようなぶどう園を見回り、収穫へ思いを致すこともあります。しかしこの後に待ちかまえているのは例年通り、天候との闘いなのです。
シャルドネの同じ位置を撮影してみました。この時期の数日間の変化には本当に驚かされます。
4月17日
4月21日
4月28日
メルロー(4月28日)
カベルネソービニオン
(4月28日)
新しいビンテージのワインです。
前ビンテージの完売によりセレクションカベルネソービニオン/メルローの新ビンテージ発売です。
キザンセレクション
カベルネソービニオン/メルロー2000 (720ml 1800)
やや深いガーネット色。若葉を思わせるハーブ様の香りに続いて新鮮なプラムやカシスのアロマが感じられます。
複雑さを感じさせる辛口ミディアムボディーの赤ワイン。口中でもメントール系の爽やかなフレーバーが広がります。上品で奥行きのあるタンニンは今後の熟成でより滑らかさを増すと考えられます。穏やかながらふくらみのある口当たりとクリーンな果実味が調和し、長い余韻が楽しめます。
カベルネソービニオン 60%、メルロー40%
澱はぶどうの成分が熟成により沈殿したもので、品質に影響ありません。ビンを数時間立てておいてから静かに注いでお召し上がり下さい。