2002年の収穫終了
2002年の収穫も終わりました。
9月上旬から続いた今年の収穫も10月中で全て終了しました。10月第2週目の6日から10日にかけて甲州種を、15日にはカベルネソービニオンを収穫しました。甲州種もカベルネソービニオンも糖度は平年よりやや高めで、酸も十分に残した状態で完熟し収穫を迎えることができました。長かったぶどう園での戦いもこれでやっと終わりです。収穫の終わったぶどう園には早速肥料が施され、改植の為の間伐などを順次行います。
今月の末には例年通り甲州種の新酒として「キザンワイン白2002新酒」を発売の予定ですのでご期待下さい。
発酵を終えたワインの内、シャルドネとブラッククイーンの一部、カベルネソービニオンとメルローのワインは熟成の為にオーク樽へと入れられます。これから半年から一年程度の間、樽の木目を通して微量の酸素がワインに少しづつワインに取り込まれ熟成していきます。その間には樽の香りもワインに移り、より複雑な香りや味わいを増していきます。