梅雨真っ只中
鬱陶しい梅雨の真っ最中です。
北海道と沖縄以外の地域ではじめじめした梅雨の真っ最中ではないでしょうか。甲府もほぼ平年並みに6/6に梅雨入りしました。梅雨入り直後は降水量はあまり多くなく、ぶどうの雨対策としてレインカット法のビニールの被覆や小さな紙やビニールによるぶどうの房へのカサ掛けなどの作業予定通り進めることが出来ました。今年は空梅雨かな?などと思っていると、中旬には梅雨空が続き気温も低く「梅雨寒」となりました。この時期がぶどうの病気の内、深刻な被害を及ぼすベト病や灰カビ病の発生時期で、いよいよ雨との戦いが始まります。今のところシャルドネに灰カビ病が多く発生しているようでが、例年問題になるベト病は見られません。生育や気温などによって発病するパターンは様々で、一年として同じ条件の年はなく、油断せずにぶどう園をよく観察するしかありません。
シャルドネ(2002年6月28日)
メルロー(2002年6月28日)