冬のぶどう園での仕事
冬の仕事が続いています
暖冬傾向だった1月も終わり早くも2月。少しづつですが陽が長くなってきています。昨年の1月は大雪続きでしたが、今年は1/26の夜に降った雪が15cm程積もっただけでした。それまではまずまずの天気が続き、お陰で冬の仕事、ぶどうの剪定も順調に進んでいます。剪定は仕事としては動きの少ない地味な作業ですが、意外と時間もかかります。また樹や畑をよく観察し今年の栽培全体に思いをはせる為の貴重な時間も含まれます。棚仕立ての園では上を見上げながらの作業です。枝振りなどを見ながら樹全体のバランスを保つような剪定を目指しますが、なかなか理想的には行きません。思わず手を止めて考え込むこともしばしばです。そんなとき、遙か上空に小さく銀色に輝く飛行機を見つけ、なぜが見入ってしまうことがあります。澄み切った青い空を静かに横切っていく姿を見ると、手元の剪定に悩む自分が本当に小さく思えてきます。