ぶどうの生育すすむ
ぶどうの生育が進み、畑仕事も本番。
先月末にぶどうの芽吹きが始まり、いよいよぶどうの生育期を迎えました。5月連休中は夏を思わせる暑さ、その後は一転気温の低い状態が続きました。5月の降水量は平年を上回ったようですが土が乾燥した期間もあり、ぶどうの生育は遅れ気味でした。下旬に入り25日頃からシャルドネの開花が始まり、月が変わる頃には全ての品種で開花が始まったようです。その後初夏の日差しが降り注ぐ日もありましたが天気が長続きしない期間もあり、一気に開花結実とはいきませんでした。
6月2日には早々に梅雨入りしたようで、雨のシーズンに入ってしまいました。梅雨入り前までにもう少し生育が進み、新梢管理などの仕事を片づけておきたいところでしたが、こればかりはどうしようもありません。これからはベト病の発生期、晩腐病などの感染期となり雨の合間をぬって作業を進め、どうにか梅雨を乗り切りたいところです。
シャルドネの花です。質素ながらぶどう園にはバラの花のような香りが立ちこめています。(6月1日撮影)
雌しべがひょうたんのような形に見えます。ピーマンのように見えるのはつぼみです。(甲州種:6月1日撮影)
新梢も伸び、草も伸びていきます。(シャルドネ:6月1日撮影)
葉の緑色も日毎に濃くなっていきますが、新梢先端の葉は淡い色合いが残っています。(シャルドネ:6月1日撮影)