空梅雨?
梅雨です。
6月は雨の季節。山梨は6月10日頃梅雨入りしたと発表されました。とはいえ甲府盆地は雨の少ない状態が続いていました。6月中は1mm以上の雨が降った日は7日程度しかなく降水量も平年を大きく下回っているようです。今年は春以降小雨傾向が続いています。この時期の雨はぶどうの病気発生につながりますので、ありがたい面もありますが、極端に少ないのも困ります。週間予報では7月上旬は梅雨空が続きそうですが、病気の発生を心配しながらも「いつも通り」の天気にほうがなんとなくホッとできる気がします。
これからはぶどうの成熟の最終段階を迎えます。ぶどうの実もどんどんデリケートになっていきますので、ぶどう園を見回る頻度も高くなっていきます。7月はやっかいな灰色カビ病やカイガラムシの発生時期ですので目を皿のようにしてぶどう園をさまよう日々が続きます。
最終的な大きさに近づきつつあります。(メルロー:6月30日撮影)
カベルネソービニオン(6月30日撮影)
甲州種もだいぶ大きくなってきました(6月30日撮影)
陽の光にかざすと種が透けて見えるようになっています。(シャルドネ:6月30日撮影)