仕込み真っ最中
祝。ワイナリー便り vol. 100 !!
気がつけばワイナリー便り100号。記念すべき第1号はもうweb上には残っていませんでしたが、このページを始めた1997年は大ワインブームの前年で、Yukariもまだオーストラリアで勉強中でした。毎年毎月同じ事を繰り返しているようですが、毎年異なる自然条件の中で苦闘 (!?) している様子をお伝えしてきました。相変わらずの内容ですが、これからも「ワイナリー便り」をよろしくお願いいたします。
仕込みの真っ最中です。
9月上旬は天気が崩れる日が多く悩まされましたが、中下旬には持ち直しぶどうの収穫が進みました。9月10日と18日にはメルローを、14日、15日にはブラッククイーンを収穫しました。メルローは例年より1週間から10日ほど早い収穫となりましたが果汁の糖度は高く着色もまずまずでした。シャルドネやメルロー、ブラッククイーンなどはアルコール発酵も大方終了し、メルロー、ブラッククイーンは乳酸菌によるマロラクティック発酵が始まっているところです。10月は5日頃に甲州種を、10日頃にカベルネソービニオンを収穫の予定です。体力的にはすでに限界値を大幅に越えていますが、今年の仕込みももう一息ということろまでこぎ着けました。台風21号もどうにかやり過ごし、猛暑にして台風の当たり年という特異な条件での収穫も後わずか終わりそうです。
赤ワインはアルコール発酵がほぼ終わったところでバルブから液を抜き取ります。