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276October 3, 2019 | 07:55 PM
7月の日照不足の影響感じる

今年の醸造期も中盤から終盤へと進んできました。9月は残暑が続き平均気温は平年を上回り記録的な暑さとなりました。湿度も高く特に上旬は夜温が下がらない日が多くありました。台風などの影響で雨となる日もありましたが降水量は少なく日照時間もまずまずでした。しかし、ぶどうの着色の進行や糖度の上昇は緩慢で、ぶどうの成熟にとって重要な7月の記録的な日照不足の影響を感じずにはいられません。
自家農園の収穫もシャルドネから始まりメルロ、ブラッククイーンと進み、残りはカベルネ・ソーヴィニヨンと甲州種のみとなりました。なかなか天候が安定しない中、様々な作業をジグソーパズルのように組み合わせていく作業も少しずつ先が見えてきました。