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262August 2, 2018 | 08:30 PM
猛暑

6月下旬に梅雨が明け以降、7月は異常な暑さに見舞われました。勝沼の7月平均気温は27.5℃と平年より3℃も高く、また日照時間も平年を大きく上回りました。最高気温が35℃を超える真夏日も勝沼では16日もあり過去最高となったようです。台風12号の影響で下旬には大雨となりましたが被害に及ぶことは無く、その後も暑さがぶり返し気温の高い状態が続いています。
ぶどうの生育は平年より一週間以上は早まっているようです。すでに甲州種やカベルネ・ソーヴィニヨンの着色も始まっています。高温によりメルロなどの着色が停滞しているように感じた時期もありましたが、夜温が下がらない日も多い中着色も進行しているようです。今後は平年より確実に早まるであろう収穫期をどう見極めていくかが問題となりそうです。
シャルドネも今のところ灰色カビ病などの発生もなく健全な状態です。(撮影:8月2日)
メルロも着色が進んできましたが、今後は酸不足などが心配されます。(撮影:8月2日)