ぶどうの芽吹きも早まる
今年の4月は季節の移り変わりが早く、甲府盆地でも桜やモモなどの花が一気に咲き誇り例年になく季節は漸進傾向となりました。上旬から気温の高い日が続き、花水木や藤、牡丹といった花まで4月の中旬には咲きそろい、ぶどうも平年より10日以上も早く、4月5日頃から萌芽が見られました。平均気温は平年より2℃近くも高く、日照時間も長く降水量も少なくなりました。下旬になると初夏のような日差しが降り注ぐ日もありぶどうの生育も進んでいきました。
これからはぶどうの新梢管理や防除、除草などの作業に追われる日々が続きます。いつもの生育状況とカレンダーの関係を大きくずらしていかないと作業がおくれてしまうことになりそうです。
すでに展葉5〜7枚といったところでしょうか。(シャルドネ、撮影:5月4日)
ベト病などに感受性の高い生育ステージですので防除の適期を見極めています。(プティ・ヴェルド、撮影5月4日)
早くも花芽がはっきりしてきました。(甲州種、撮影5月4日)