桜や桃の花も一気に開花
いよいよ春本番となり、甲府盆地も様々な花が咲き誇る季節となりました。3月は平均気温も高めとなり、またまとまった雨が降った日もあり降水量も平年より多くなりました。下旬になると春本番を思わせる陽気となり甲府では3月23日に平年より早く桜の開花となりました。その後初夏を思わせるような気温の高い日もあり、29日には桜が満開となりました。例年ですとスモモ、桜、モモと順番に花が咲いていきますが、3月下旬から4月上旬に掛けて一気に開花が進み、花に溢れる甲府盆地になっています。
ぶどうの方も萌芽直前を思わせるような状態になっており、平年より10日以上は早く萌芽が始まると予測しています。あまりにも早い萌芽は遅霜などの被害を受ける心配もでてきますし、寒の戻りや雨がちの日が続くなどの反動傾向も考えられます。いよいよ畑から目が離せない季節が始まろうとしています。
畑では初夏の暑さを感じるような日も。(撮影:4月3日)