8月は日照不足と乾燥
今年も9月になりいよいよぶどうの収穫期となりました。先月8月は上旬から中旬にかけてまるで梅雨に戻ったかのような曇天の日が続き、日照量は平年の7割り程度となりました。しかし降水量も平年の半分程度と少なく、日照不足と乾燥という珍しい状況になりました。メルローやカベルネソーヴィニヨンなどでは着色の遅れなどが一部見られていますが、糖度の上昇は平年並といって良い状況です。
今月上旬にはシャルドネ、続いてメルローやブラッククイーンの収穫を予定しています。天候に翻弄されるのは毎年の事ですが、無事に今年の仕込み作業を終えられるように準備を進めています。
シャルドネも一部で裂果やトリバの食害などが見られていますが、平年並の糖度までもう一息というところまで来ました。(撮影:8月31日)
棚栽培のメルローは着色もほぼ良好のようです。(撮影:8月31日)