ぶどうの着色はじまる
8月となり今年も暑い夏がやって来ました。梅雨明けは平年並みの7月22日。梅雨明けが早かった昨年に比べると遅く感じますが、当初の冷夏の予想がはずれて一安心といったところです。7月は台風の接近などもありましたが降水量はそれ程多くなく、日照時間も平年以上となったようです。梅雨明け以降は連日の猛暑日となるような暑い日が続きましたがカラッとした晴れの日もあり、夜は涼しい風が吹いて過ごしやすい日もありました。夕立もあまりなく、畑は乾燥状態ですが、同じ地域内でも局地的には激しい夕立が続いたところもあり、ベト病などの病気が発生している園もあるようです。夕立は「馬の背を分ける」などと言われることがあります。「通り道」のような局地的な傾向がはっきりあり驚かされることもあります。
ぶどうは成熟の最終段階に入っています。赤品種では着色が始まり、日に日に色合いが濃くなっています。これからは畑の除草やぶどうを食べに来る鳥の対策としてネットの設置などと共に来月の収穫期への準備も急がなくてはなりません。
シャルドネの果粒も次第に柔らかくなって来ています。(7月31日撮影)
色づいたメルローは鳥に大人気ですので、急いでネットを張ります。(7月31日撮影)日中は棚の下でも暑く、作業は午前と夕方しか出来ません。(7月31日撮影)