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201May 3, 2013 | 06:04 PM
ミノムシがぶどうの芽を食べる

さわやかな5月を迎え山々や畑の緑が眩しいい季節になりました。3月に気温が高い期間があった影響でぶどうの萌芽も平年より早まりました。その後はやや気温が低い期間もあり、また乾燥したこともありぶどうの展葉は一気には進まず、今の時点で平年並みの生育といえそうです。また4月中旬には遅霜が降りた日があり、一部のぶどう園では被害があったと聞きます。芽吹き直後は最もデリケートな時期でなかなか畑からは目が離せません。ぶどう園をよく見まわってみると新芽に小さなミノムシがぶら下がって芽を食べてられてしまった樹がありました。ミノムシを見つけることはたまにあることですが、これほど芽を食べられた経験はありませんでした。食べあられてしまったところはどうしようもありません。ミノムシは捕殺し被害が広がらないようにすることくらいしか対策はなく、やれやれといったところです。
5月に入ってからもやや気温が低く乾燥しています。しかし日毎のぶどうの成長を感じながら来るべき本格的な生育期に入っていきます。
シャルドネは花芽もしっかりして来ました。(撮影4月30日)