甲州は着粒良好
猛暑が続く甲府盆地。暑い夏がやってきました。7月上旬は曇や雨の日が多く、梅雨らしい天候が続いていましたが、7月17日に、平年より数日早く梅雨が明けたと発表されました。梅雨期間中の降水量は平年よりやや多くなったようですが、ベト病などの深刻な被害はあまり見られず、どうにか雨の季節をやり過ごすことができました。 梅雨明け後は概ね夏らしい天候が続いています。日によっては蒸し暑く、夜の気温があまり下がらない日もありぶどうの着色障害なども心配なところです。また7月下旬からは夕立などもなく、畑は乾燥した状態が続いています。この時期は畑でのまとまった仕事はなく一段落といったところですが、除草や見回りなどは暑い日中を避けて作業をしています。醸造期まであと僅か。暑い夏を乗り切って充実した収穫にこぎ着けたいところです。 甲州種は着粒良好です。(8月1日撮影) 日にかざすと種が透けて見えるようになって来ました。(カベルネソーヴィニヨン:8月1日撮影)