ぶどうの房も大きく
ぶどうの房も大きくなってきました。
甲府盆地でも雨や曇りの日が多い日が続いています。6月10日頃ほぼ平年並みの時期に梅雨入りしたようですが、その後はまとまった雨はないものの、曇りがちの日が続くようになりました。6月中旬頃までは梅雨の晴れ間もあり、例年通り雨対策としてぶどうの房へのカサ掛けなどの作業に追われました。昨年は6月の降水量が多く、この時期に感染が広がる晩腐病やベト病の発生が多く見られました。晩腐病のようなカビによる病気は大発生した翌年も越冬したカビの胞子が多いため注意が必要です。
今年6月の降水量は昨年の半分以下、平年より少なくなっておりひとまずベト病などの発生も例年並みでやり過ごすことが出来そうです。これからはぶどうの成熟の最終段階となり、日に日にデリケートになっていきます。蒸し暑い畑を見回る日々が続きそうです。
雨にあたって晩腐病が広がらないように一房づつカサをかけます。(シャルドネ:6月29日撮影)
よく見ると種が透けて見えます。(シャルドネ:6月29日撮影)
甲州種もだいぶ大きくなってきました。(6月29日撮影)
畑一面草に覆われ、刈り取った後はゴルフでもできそうです。(6月29日撮影)