甲州の収穫を残すのみ
今年の仕込みも道半ば。もう一息です。
9月に入り、機山ワインで最も収穫の早いシャルドネに始まり、メルローやブラッククイーンなどの収穫や仕込みが続き、あとは甲州種とカベルネソービニオンなどを残すのみとなりました。
9月の気温や降水量などはほぼ平年並みとなったようですが、台風13号の影響や秋雨前線の影響で 曇りや雨が続いた時期もあり、晩腐病などの発生が目立ちました。梅雨期のベト病と収穫直前の晩腐病にはここ数年毎年のように悩まされており、今年もまた病気がついてしまった実を落とす作業などに追われることとなりました。
いままでのところ、収穫された果実の糖度もまず平年並みと言って良い程度です。様々な障害に苦しみながら収穫にたどり着くのは毎年のことですが、今年の仕込みもあと一息というところです。
甲州種も晩腐病などが目立ってきましたが、どうにか平年並みの作柄が見込めそうです(10月3日撮影)。
ベリーアリカントAの葉は紅葉が始まってきました(10月3日撮影) 。