Vol. 240

今年の醸造期も終盤を迎えようとしています。9月は次々と日本列島に接近する台風の影響などで雨や曇の日が多くなり、特に中旬は日照が殆ど無いような状況になりました。収穫期を迎えたぶどうには厳しい条件となり、晩腐病や裂果の発生なども随所で見られました。そのような中でも雨の合間を縫って運び込まれるぶどうに追われる毎日を過ごし、9月はあっという間にに過ぎて行きました。日照不足では糖度の充分な上昇は望めませんが、果汁や発酵途中のワインを口に含むと意外にフレーバーの充実も感じられ、とにかくひとつひとつ大切に作業を進めなくてはとの思いを強くしています。
10月中旬にはすべてのぶどうの仕込みが終わる予定です。披露はピークですが今年のみのりを少しでも生かせいるように最後までやりきりたいと思っています。

搾りかすや茎などは畑に運びますが、意外と重労働です。