Vol. 231

早くも師走。あとひと月で今年も終わりと思うと気もせいてきます。11月は気温が高く、雨や曇の日が非常に多くなりました。日差しがなかなか無く、さわやかな秋晴れとなった日は本当に僅かでした。この時期の天候はぶどうにはさほど影響はありませんが、この地域の特産品であるころ柿は、丁度柿剥きや干し始めの時期に曇天や湿度の高い日が続き、柿の乾燥が進まずにカビが大発生し大きな打撃を受けました。柿農家さんはせっかく一つ一つ収穫して皮むきをして干したものを、何日もたたずに捨ててしまわなければならず、経済的にはもちろんですが、精神的にもつらいシーズンとなってしまいました。農産物は天候に抗うことはできず翻弄されるばかり。かろうじてカビの被害を逃れた柿の手入れをしている農家さんの背中を見るとやりきれない気持ちになります。

ぶどう園では落葉が進んでいますが、11月の天候の影響なのかやや落葉が遅いような印象を受けます。落葉が終わると剪定作業などが待ち構えています。

風が吹くと、カサカサと音を立てて葉が落ちてきます。(甲州種:撮影12月2日)

天気の良い日には紅葉が青空をバックに映えて見えます。(ブラッククイーン:撮影12月2日)