Vol. 214

今年の5月は晴天の日が多く、ぶどう園は大変乾燥した状態が続きました。降水量は平年より少く日照時間は長くなりました。また朝晩の涼しさを感じる日が多くあった印象です。乾燥の為かぶどうの新梢の伸びもやや抑制気味に見えますが概ね順調に生育が進んでいます。5月下旬には開花が始まりました。昨年よりやや遅いもののほぼ平年並みです。気温が上がるようになると怖いのが突然の雷雨です。5月29日には昼過ぎにやや激しい雨に雹が混じりました。小指の先程度の大きさで5〜10分位でしたので、幸い葉などが傷つくことはありませんでした。久しぶりの雨で潤ったのは良かったのですが、雹は被害を防ぐ手立てが全く無く本当に恐ろしいものです。山梨県内では富士北麓の一部の地域で農業被害が出ました。

花の盛りを迎え、むせ返るほどの花の香りを感じることがあります。結実、果粒肥大とこれから更にデリケートなステージとなります。また梅雨前線の北上と共にベト病などの感染期にも入り、天気予報とにらめっこしながら畑仕事に追われる日が続きます。

当園ではシャルドネが最も早く開花します。(撮影:5月30日)

甲州種の一気に開花が進んでいます。(撮影:5月30日)

ブラッククイーンは花蕾の先が少し赤く見えます。(撮影:5月30日)

一文字短梢仕立てのシャルドネ。(撮影:5月30日)

手前の樹はブラッククイーン、奥は甲州種です。(撮影:5月30日)