Vol. 205

暑かった8月が終わりました。平均気温は平年より2度ほど高く、また降水量も少ない乾燥した夏となりました。連日の猛暑で人間もぶどうも少々お疲れ気味。メルローなど乾燥や高温に敏感な樹では葉が黄変したり、茶色く焼けたりして落葉も見られます。ぶどうの糖度はやはり暑かった昨年の同時期に比べても高くなているようです。勝沼のアメダスの数値を見ると、今年の5月から8月の降水量は約230mm、昨年は約330mm、平年値で約460mmですので、昨年にも増して今年が少雨傾向であることがわかります。
これだけ暑いと心配になるのが、高温障害による着色不良ですが、ぶどう園を見まわった感触では赤品種の着色もほぼ良好と思います。収穫期の到来と共に、秋雨や台風などのシーズンになります。現在のぶどうの状態を保ちつつ収穫を迎えたいところです。

当園で最も早く収穫されるのがシャルドネ。病気の発生もほとんどみられず健全な状態です。(撮影8月30日)

メルローは糖度が高く酸が減少し早くも熟期を迎えています。(撮影8月30日)

ブラッククイーンは昨年に比べると果粒は疎着ですが糖度も上がってきました。(撮影8月30日)

甲州種の収穫は10月に入ってからですが、だいぶ色づいてきました。(撮影8月30日)

ワイナリー裏手のレインカットのメルロー。例年鳥害がありネットを設置しました。(撮影8月30日)