Vol.169

正に夏本番。甲府盆地も7月17日に梅雨明けして以来猛暑が続いています。しかし、7月上中旬には梅雨期特有の激しく蒸し暑い日が続き、ぶどうにベト病が大発生してしまいました。機山ワインのぶどう園ではシャルドネやメルロー、ブラッククイーンに例年以上の発生があり、収穫の一部を失うこととなりました。最も深刻なのは甲州種で、7月上旬に突如大発生し梅雨明けまで拡大が続き、とうとう収穫の殆どを失う深刻な被害となってしまいました。毎年悩まされるベト病ですがこれ程の被害は全く予想もつかず、なにか落ち度があったのではと悶々としながら病果を処理しています。収穫に向けて盛り上がっていく夏のはずが、辛く情けない畑仕事を強いられる結果となってしまいました。
今年は6月中旬の梅雨入り以降雨の日が多い上に湿度が高い状態が1ヶ月程続き、「梅雨の中休み」となる期間が殆ど無くベト病の感染が続きました。ぶどう全般に被害が出ているようですが、その程度は品種や地域によって異なるようです。毎年買い入れている園の状態は全ては把握できていませんが、不安を抱えながら醸造期への準備も始めなくてはなりません。
幸か不幸か(?)安定した夏空が続いています.7月25日の夕立には雹が混じりましたが被害といえるような影響はありませんでした。罹病を逃れた果実がなんとか熟期を迎えられるよう真夏の日差しの下、畑に通う毎日です。