Vol. 284

いよいよぶどうの生育期真っ只中となり、畑仕事に追われる日々となっています。今年の5月は晴れの日も多く降水量も平年より少なくなりました。畑はやや乾燥気味なのと気温の低い日があったこともあり、新梢の伸びは比較的抑制されているように見えます。気象条件からは病気の発生リスクは低いと感じていましたが、5月中旬頃にシャルドネやメルロの花穂や葉、甲州の葉にべと病が、また甲州の花穂に灰色カビ病の発生が見られています。防除のタイミングや雨の降り方からは予想されなかった発病で、特にシャルドネの花穂の罹病は収穫量に影響しそうです。

5月下旬からは開花も始まりました。ここ10年程の傾向からは平年並みの開花期ですが、20年程前を考えるとだいぶ早い印象があります。開花期の気象は結実に大きく影響しますので、当面は安定した天候が続いてほしいところです。