Vol.162

新年あけましておめでとうございます。
本年も機山ワインをよろしくお願い申し上げます。
昨年は「政権交代」というキーワードの元、新しい変化への期待が芽生えた年でもありました。
しかし国家という巨大なシステムの在り方を変えていくのには長い時間と
大きなエネルギーが必要だということにも気づかされることになりました。
人間社会の混乱の一方で自然の営みは淡々と進み、時を重ねていくことに変 わりはありません。
2009ビンテージは久しぶりにぶどう栽培にとって好条件となりました。
しかし収穫期の早い品種にとっては受難の年でもあったようです。
気候変動がいわれるようになり久しい感がありますが、
つまるところ人間は自然界全体からみれば本当に些細なことで右往左往しているように思えます。
近 隣の農家の方々からは毎年このような言葉が聞かれます、「こんな年は初めてだ」。
おそらくそれは真実なのでしょう。
同じ条件の年は一年として無く、毎年違 う条件に対応していくしかない。
人間の無力さと謙虚に向き合いながら着実に歩みを進める一年にしたいと思います。